【長所の例文】慎重

「慎重」であることが私の長所です。正確でミスのない作業を行うことに関しては自信がありますし、準備や、結論を出す前の検討においてもその長所は生かされていると思います。ただし「慎重」という言葉には、ご存知のように「注意深くて、軽々しい行動をしないこと」という意味がありますが、一方で「スピードが遅い」「決断力がない」というニュアンスも含んでいます。社会人としては、もちろん「スピード」や「決断力」も大切な要素ですし、自分としては「慎重である」という長所を生かしつつ、状況に応じて「スピード」や「決断力」を発揮できる適応力も持ち合わせていたいと常々考えております。その結果でしょうか、アルバイトの際「君は慎重な上に、スピードや決断力もある」とお褒めの言葉を頂いたこともあります。その言葉に恥じぬよう、御社ではこの長所を生かして、貢献していきたいと考えております。どうぞ、よろしくお願いいたします。

私の長所は慎重なところです。前職では電子部品の開発を担当してきました。実験を繰り返し少しでもよい製品を作り出すことに貢献してまいりましたが、その中でも私の習慣は成果を発表したり数値を決定する前に、同条件でのシミュレーションを他の研究者よりも多く行うことでした。成果を出したい一心の思い込みから誤った結果を出してしまうような例も見られる中、私の実験結果はその慎重さ正確さで周りからの信頼を得ていました。また、開発段階での結果の良しあしだけでなく、必ず製造工程での不具合等も事前に調査し、専門の職員へのリサーチ等も怠りませんでした。その慎重さが結局は開発から製造工程を含むスムーズな製品化につながり、慎重な仕事はスピーディな仕事につながるのだということを実感しております。「急がば回れ」ということわざもありますように、この長所を活かして御社でも慎重確実かつスピーディな製品開発に貢献したいと考えております。